■世界で一番中途半端な一ヶ月

今日はさくらの卒業について書いてみます。かなり殺伐とした内容になります。不愉快に思われる方もいるかも知れません。好まない方はここから先はご遠慮下さい。



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HKT48に帰って来て、久し振りにファンの前に姿を現したと思いきや、いきなり卒業発表。この唐突な展開を受けて、私は全く驚きませんでした。一部に情報が漏れて卒業の話題が先に広がり、心の準備があったのも事実ですが、それがなくいきなり告げられたとしても驚かなかったでしょう。

前ブログから読んで下さっている方はご存知と思いますが、私は秋元康の言う事もやる事も一切信用していません。だからさくらとなこの韓国での活動が二年半限定と聞かされた時、反射的に「どうせ嘘だろ」と思いました。
それが一応は予定通り二年半で日本に戻って来たのだから、それだけで嬉しい誤算だとも言えますが、ただしそれは、この先しっかり活動してくれるのであればという話です。帰って来てすぐにあと一ヶ月で卒業しますなどと、形の上でだけ約束を果たしに来た、帳尻合わせ以外の何物でもありません。これを蛇足と言わずして何と言う。

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村重がステージの上で「あと一ヶ月もいてくれる」と繰り返しました。批判に対して先手を打つのに必死だったわけですが、彼女が言葉を重ねれば重ねる程空虚になります。
そして村重はこうも言いました。「世界で一番楽しい一ヶ月が始まる」と。彼女にとってこれがどんなに待ち望んだかけがいのないものか、それは分かります。でもこんなもの、私に言わせれば「世界で一番中途半端な一ヶ月」ですよ。



さくらのことが嫌いなわけでも責めているわけでもありません。彼女が子供の頃から数え切れないくらいステージに立つその姿を見て、何度も感動を貰ってきたのだからそんなことになろう筈がありません。
(中でも、博多座のステージで「君の名は希望」を歌ったさくらの姿は終生忘れないでしょう)
彼女も翻弄された立場であり、被害者と言うと流石に言葉が違うかも知れませんが、方向性としてはそうだということです。

さくら本人が納得しているのならそれでいいではないか、という意見も散見します。しかしそれは怠け者の考え方です。今起こっている事、これから起ころうとしている事が不自然、不健全であることから目を逸らすべきではありません。
事の起こりが不健全なのだからそうなるのも当然です。どんなに屁理屈を並べようとも、グループの人気ナンバー1と2が取り上げられた。それ以上でも以下でもないのですから。

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韓国へ行って活動することでスキルアップした。こんな物言いも見掛けます。ではスキルアップとは何かと問いたくなります。ダンスなどステージパフォーマンスが上達することがスキルアップなのか?こんな局地的な見方をする人には「アイドルなめんな」と言いたいですよ。
二作連続でセンターのなっぴなど好例です。歌もダンスも喋りも、どれをとっても達者とは言えない彼女ですが、その輝きと存在感は抜きん出ています。アイドルは総合芸術であって、ステージパフォーマンスはその一つの手段に過ぎないのです。むろんこれは俳優にとっての演技力だったり歌手にとっての歌唱力にも通ずることです。

さらに言うなら、さくらの夢は女優ではなかったのか。女優になるためのスキルアップって、韓国に行ってダンスが上手くなることなの?初めて知りました。
日本にいて色々なところになるべく沢山露出して広く顔を知られ、芸能界での人脈も増やしていって…それが女優になるためのスキルアップだと私は思いますが。
(卒業してすぐにハリウッドスターになるというなら、土下座して謝らせていただきますww)



憤りを綴ればキリがなく、段々と話がずれてきました(汗汗
いきなり卒業発表をして一ヶ月だけ活動するのが蛇足と言うならば、でははるっぴのようにきちんと別れを告げることもなくひっそりと去って行くのがよかったのかと問われたら、確かにそれはそれで寂しいとも思います。
何れにせよ、何の迷いもわだかまりもなく笑顔で送り出すことはできないということ。失われた時間は取り戻せないということです。

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はるっぴといいさくらといい、名実共に一時代を築いた、かつて「HKT48そのものであった」と言っても過言でない二人が、ともにこんな終わり方を迎えていいのでしょうか。こんなに虚しいことがあるでしょうか。それが残念でならないのです。

しかしもう賽は投げられました。繰り返しますが、失われた時間はもう取り戻せないのです。せめて感謝の気持ちを込めて、HKT48メンバーとしての最後のその姿を見届けたいと思います。
そして奈子の今後が気になります。





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■コメント

■Re:世界で一番中途半端な一ヶ月 [しなももんが#]

アイドルの終わりというものは、往々にしてきれいにすんなりとは行かないものです。
過去数多のアイドルを応援してきましたが、きっちりとお別れできたアイドルはほとんど思い当たりません。
今回の卒業茶番劇、さくらヲタにけじめを付けるマイルストンになるという点では評価していいのではないかと思います。
さくちゃんを見送って心置きなくHKTの他のメンに推し変するのか、このまま追いかけていくのか、ヲタ卒しちゃうのか。
そう考えると、茶番に乗ってにこやかに送り出すのもHKTヲタとしてありなんだろうなと思いますね。

■Re:世界で一番中途半端な一ヶ月 [トラキチ]

素晴らしい記事に感銘致しました。何から何まで全く同感です。

兼任のはずが専任になったところからして「この一件はどう転ぶか分からんな」と思っていましたし、2年半で戻ってくるなど微塵も信じていませんでした。一連のプロジェクトの意義をどこに見出すかは人によって違うでしょうが、個人的にはHKTにマイナスなことばかりもたらしてくれたなあ、という印象しか抱けません。

この2年半、運営には2人の帰還をあてにしないでグループを作って欲しいと思っていましたが、特に新会社になってからは(何でもかんでも変えていくやり方には少々不満があるものの)、それはしっかり出来ているような気がします。その象徴がまさになっぴでしょう。前作・今作で堂々とセンターを務めてくれています。

卒業するにしても、真面目なさくらのことだから、義理としてちょっとは戻ってくるだろうとは思っていましたが、仰るようにグループにとって単なる無益な時間なのでは無いかという思いは否めません。まだ1ヶ月で済んで良かったとさえ思います。体調を崩して病気になっていたはるっぴと同列視することは出来ませんが、終わり方が残念ではありました。二人が輝いていた時期を、オタクの1人としてリアルタイムで終えたことの幸せを噛み締めつつ、過去のMVを見漁っています。

■Re: Re:世界で一番中途半端な一ヶ月 [とけすん ]

しなももんが#さん>

きれいな卒業ができるアイドルの方が少ないというのは、ご指摘の通りだと思います。私は元推しのちーちゃんが理想的な形で卒業し、尚且つ最後の場面も全て現場で見届けられる幸運にも恵まれ、何から何まで完璧だったので幻想から逃れられないのかも知れませんorz

私も茶番に乗って努めてにこやかに送り出すつもりですが、グループ全体をちょっと引っ掻き回し過ぎかなぁ、とは思います。

■Re: Re:世界で一番中途半端な一ヶ月 [とけすん ]

トラキチさん>

ありがとうございます。一連のプロジェクトの意義の見出し方は人によって違うけれど、HKTにはマイナスなことばかり。まさしく仰るその通りだと思います。
2人の帰還をあてにしないでグループ作りについてもそうですね。良くも悪くも、戻って来たところで居場所がないというのがグループとしては健全な姿と思いますが、なっぴは勿論、四期生が中堅として「今のHKT」の顔になりつつあることは好ましく感じられます。

一ヶ月は長いのか短いのか。これも人それぞれ感じ方が違うのでしょうが、グループ全体を見渡した時に無益な時間だというのは、これも仰る通りだと感じます。さくらとはるっぴが輝いてグループを牽引していた頃に思いを馳せると、まさかこんな結末が待っているとは思いませんでした。返す返すも残念でなりません。
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プロフィール

とけすん 

Author:とけすん 

2016年夏、元推し穴井千尋の卒業とともにヲタ卒。のはずが箱推し感情が強くて成仏できず亡霊化。
2018年10月から半年だけ福岡に住み、その間29回も劇場に通って現世に引き戻される。そして幸か不幸か再び福岡に住むことに。

最近では周囲から「ただのえれたん推しでしかない」との声も(?)

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